果肉がごろっと入った素朴な味わいのパイナップル&りんごケーキ
以前、別の記事でSunny Hillsの中秋節限定の月餅を紹介しましたが、今回はパイナップルケーキとりんごケーキを紹介します。
台湾土産の定番、パイナップルケーキ
パイナップルと言えばフィリピンが思い浮かぶと思いますが、台湾で生産された台湾原種のパイナップルを使ったお菓子が、Sunny Hillsのパイナップルケーキです。
ちなみに、パイナップルの生産量一位の国はコスタリカで、フィリピンは二位らしいです。地理的にアジアではフィリピン産が流通するのでしょうね。
台湾のパイナップルケーキは元々、餡には酸味のあるパイナップルではなく冬瓜を使うのが一般的だったようです。しかしSunny Hillsが”パイナップルを使ったパイナップルケーキ”で成功してからは、”パイナップルを使ったパイナップルケーキ”も結構売られていますが、よく見ないともしかしたら”冬瓜を使ったパイナップルケーキ”を買ってしまうかもしれません。冬瓜で作られたものの方がパイナップルで作られたものより甘いらしいので、甘党にはうってつけかもしれませんが…。
Sunny Hillsのパイナップルケーキは、甘さ控えめでパイナップル本来の酸味が残っていて、さっぱりしています。なんでも、甘さは麦芽糖で調整しているらしいのですが、酸味は季節の変化に任せていて、冬の方が夏よりも酸っぱいらしいです。
材料は至ってシンプル。添加物を使用していないので、消費期限は短め(大体14日間)。値段は5個入で¥1,500円だったので1個あたり¥300です。
周りのケーキの生地は柔らかく焼き上げられていて、優しく扱わないとポロポロと崩れてしまうほど。こういった系統の洋菓子の多くは、”ブラックコーヒーが合う”といった感じの甘さ強めなイメージがありますが、甘さ控えめで素朴な味わいです。
中にはパイナップルの餡が詰まっています。完全なペーストではなく、パイナップルの果肉が残っており、噛んだときの食感も良い感じ。パイナップル本来の酸味もしっかりと残っています。
青森県産のりんごを使ったりケーキ
りんごは寒い地域でしか作れないため、台湾では高地で栽培しているらしいですが、Sunny Hillsのりんごケーキは青森県産の紅玉りんごを使用しているとのこと。今の時期は今秋収穫された初物を使っているらしいです。
こちらもパイナップルケーキ同様に、保存料は使っていません。
値段も同じく5個入で¥1,500円だったので1個あたり¥300です。
りんごケーキは上部が砂糖でコーティングされていて、個人的にはこのカリカリになった砂糖の食感がとても好きです。ケーキの生地は、パイナップルケーキとりんごケーキで使っているバターが違うようですが、正直味の違いはあまりわかりませんでした…。
中にはりんごの果肉が残った餡が詰まっていて食感はザクザクしてます。味は甘すぎることなく、りんごの酸味が残っていてとても美味しいです。
お店の情報
店舗は南青山と自由が丘にありますが、どうせ行くのであれば南青山がおすすめです。地獄組みという方法で木を組んで建築されていて、一見の価値有りです。
営業時間:11:00~19:00
住所 :東京都港区南青山3-10-20
ネットショップ
http://shop.sunnyhills.co.jp/products/list.php
配送料は¥10,000以上購入の場合は無料ですが、都内だと¥600かかります。
また、ネットで購入しても布袋もちゃんとついてきます。
コメントを残す